依頼する前に確認事項‼
現場ブログ
2024.10.06 (Sun) 更新
工場塗装を依頼する前に、いくつかの重要なポイントを確認することで、仕上がりの品質を確保し予期しない問題を回避することができます。
倉庫工場塗装、雨漏り補修専門店 (株)心喜塗装
本日の記事では、工場塗装を依頼する際に見落としがちな項目とその確認事項をお伝えいたします。
1. 工場の塗装範囲を明確にする
- どの部分を塗装するのか、塗装しない部分はどこかを明確にしておくことが大切です。壁、天井、床、機械類など、対象範囲を具体的に確認し、塗装会社に正確に伝えましょう。
- 追加で塗装する必要がある部分(ドア、窓枠、配管など)は事前に合意しておくことで、後からトラブルを避けられます。
2. 使用する塗料の種類を確認
- 塗料の種類によって、耐久性や防錆性能、化学薬品への耐性などが異なります。工場の環境や使用目的に応じた適切な塗料を選定することが重要です。例えば、化学工場では耐薬品性のある塗料が必要ですし、食品工場では安全性の高い塗料を選ぶ必要があります。
- VOC(揮発性有機化合物)の規制など、環境に配慮した塗料を選ぶかどうかも検討してください。
3. 下地処理の重要性を理解する
- 下地処理は塗装の耐久性に大きく影響します。表面の汚れ、錆び、旧塗膜などをきちんと除去しておかないと、塗料の密着が悪くなり、剥がれやひび割れの原因となります。
- サンドブラストや高圧洗浄など、下地処理の方法についても確認しておきましょう。
4. 塗装工事のスケジュール確認
- 塗装作業は通常、工程に時間がかかるため、作業スケジュールを正確に確認しておくことが重要です。特に、生産ラインを一時停止する必要がある場合や、特定の工程に影響が出る場合は、工場全体のスケジュールに影響が出る可能性があるため、詳細な計画を事前に立てることが大切です。
5. 塗装後の仕上がりの確認方法
- 塗装後にどのような基準で仕上がりを確認するか、事前に合意しておくことも重要です。光沢の有無や色むら、厚みなど、具体的な仕上がり基準を設定しておくと、満足のいく結果が得られやすくなります。
6. 施工業者の信頼性と実績を確認
- 塗装業者が過去に行った施工実績や評判を確認することも見落としがちなポイントです。特に、同じ業界や工場での実績がある業者を選ぶと安心です。
- また、保証制度があるかどうかも確認しておきましょう。工事後に不具合が生じた場合の対応が契約に含まれているかどうかは重要です。
7. コストと見積もりの詳細を確認
- 見積もりには、塗料の種類、塗装面積、下地処理の費用、塗装にかかる労務費などが含まれています。項目ごとに費用が適正かどうか、また追加料金が発生する可能性があるかどうかも確認しましょう。
- あまりに安価な見積もりの場合は、塗料の品質や作業の質が低い可能性があるので注意が必要です。
8. 安全対策と施工時の注意事項
- 工場内での塗装作業では、安全対策が非常に重要です。作業エリアの隔離や換気、作業員の保護具の使用など、労働安全衛生規則に従った対策が取られているかを確認しましょう。
- また、塗装中の生産活動に影響が出ないような配慮がされているかも重要です。
まとめ
工場塗装を依頼する際は、これらのポイントを事前に確認することで、トラブルや仕上がりに対する不満を避け、長期的に良好な結果を得ることができます。
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