塗装に関するマメ知識やイベントなど最新情報をお届けします！ 現場ブログ

※最近は水硬性ウレタン塗料が価格的メリットもあり、工場床用塗料としてシェア拡大しています。

工場塗り床の塗装工事を成功させるためには、現状の床の状態と使用環境を正確に把握してもらう事が第一歩になります。
現場調査が疎かだと、その後の塗り床の塗装プランも変わってきますし、良い塗り床の塗装工事を終えることはできません。

油汚れの程度、塗膜の劣化状況、コンクリート下地の状態

重量物の移動状況、熱湯等の使用状況、工場内のフォークリフトや車両がの走行状況、クリーンルーム等の防塵状況、半導体工場など帯電防止の必要性、薬品工場など耐薬品性など、使用環境を把握しております。

塗り床の塗装工事は工場や倉庫の内部工事であるため、作業にかかる日数だけ、その工事を行うエリアでは業務を止めて行わなければならない場合があります。そのため業務への影響を最小限にするためのスケジューリングが重要です。

塗り床の塗装工事として一番最初に行う工程が下地処理です。下地処理を丁寧に行わないと、どんなに品質の良い塗料を使っていたとしても良い仕上がりにはなりません。塗床の旧塗膜の剥離除去、コンクリート下地の研磨を専用機械で行うことにより、床の設置面の密着性を高め長期間剥がれない塗り床が実現できます。

この下地処理工程で手を抜く会社が非常に多い（業者が無知で完全に行わない場合も多い）ので、下地処理について詳しい説明をしてくれる業者を選んでください。